家族には内緒

子宮肉腫の可能性がある事は家族には内緒にしてました。姉はむかし家を出ていったっきり。親父とはほぼ絶縁状態。同居している妹は躁鬱病を患っていて、唯一の肉親同然の私が肉腫の恐れありなんて知ったら悪化する。

3月から7月19日の入院まで単なる子宮筋腫で良性と言って手術に臨みました。なので手術や麻酔の説明も、手術そのものにも、家族の立会いは無しです。全部一人でした。病院には何度も家族の立会いを求められましたが、前回の手術でも一人でした。あの時は母の胆管癌の手術とひと月遅れでの手術だったので。

今回は、試しに妹に、良性なんだけどさ、私、子宮筋腫があるんだって。手術で取るんだ。と言ってみたら、なんと聞いた瞬間、ふわぁっとベッドに横になり、ぐうぐう眠ってしまったのです。メンタルヘルスの先生が仰るには、逃避&自己防衛行動なのだそうです。

看護士さんにその事を告げたら、仕方ないねと諦めてくれました。

妹が何も知らずに数月後や来年の話しをする度に、その時、そこに私はいるのだろうかと思って指先が凍えるような感覚に陥ったものでした。

もしかしたら、最悪のケースもあり得る。5年後なんて私にはないかもしれない。

子宮筋腫が見つかり、子宮肉腫かもしれないと言われた時から、何かの折にそういう思いが胸をよぎり、言い知れぬ不安と恐怖に身の竦む思いがしました。そんな時は、市販の漢方薬を服用して、なんとかやり過ごしたものです。

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